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浜野西病院は2020年4月に浜野介護医療院に転換しました

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経鼻内視鏡のすすめ牛島聡

2021.8月 クリニックに経鼻内視鏡を導入しました。

  

内視鏡検査のすすめ
・当院の内視鏡検査では鎮静剤なしに細いスコープをおもに鼻孔から入れて、下咽頭、喉頭に始まり食道、食道胃粘膜接合部、胃、十二指腸下行脚(乳頭部を含む)までの上部消化管の中を観察します。
(希望があれば、鎮静剤の投与や経口的な内視鏡の挿入も行います)

・「胸やけ」、「胸のつかえ感」、「なんとなく食欲がなくなって体重が減る」、「胃がもたれたり、しくしく痛んだりする」、「胃や食道の調子が気になる」、などの諸症状が認められる場合には是非内視鏡検査を受けましょう。

・胃がん・食道がんがないかを正しく診断するほか、ピロリ菌感染の有無や胃粘膜の様子から胃がんのリスクを判定、上部消化管の健康状態を診断する検査です。
・胃がんの内視鏡検診にも経鼻内視鏡でしっかり対応させていただきます。
・ また、急な胃痛の原因が、アニサキスという寄生虫が胃に喰いついているケースもあります。
そんな時には内視鏡を通して鉗子を使い、アニサキス虫を直接除去する処置も行います。

・日本人の胃がんの多くはピロリ菌感染が原因と言われています。
当院では内視鏡検査時に感染が疑われる場合には、その場でピロリ菌の検査を行っています。
検査の結果、感染が認められた場合は保険診療で除菌治療を行うことが可能です。
最近は若い世代のピロリ菌保有率が減っていますが、高齢者の胃がんや食道癌がまだまだ多くみられますから、成人病検査を迎える年齢になったら、一度は上部消化管内視鏡検査を受けられることをお勧めします。


【当院の内視鏡】








当院の内視鏡は富士フィルム社の独自技術であるLED光源を用いたLCI,BLI-blightなどの特殊な波長での画像強調検査ができ、より精度よく病変部の観察と識別ができます。
異常が疑われた場合には組織を採取して検査し、病理組織診断を行います。
            
【上部内視鏡検査でわかる主な疾患】
• 胃がん
• 食道がん
• バレット食道腺がん
(経鼻内視鏡は鎮静剤が不要なので、深い吸気と息止めがしやすく、最近増えている食道胃粘膜接合部病変の観察に向いています)
• 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
• 胃・食道粘膜下腫瘍
• 逆流性食道炎
• ヘリコバクターピロリ感染胃炎
(LCIを使ってピロリ感染粘膜をより正確に診断できます)
• アニサキス症による胃痛(食中毒) など

【経鼻内視鏡のメリット(鼻から内視鏡)】
私たちは患者様の苦痛や不安を少しでも和らげたいと、鼻からも入れられる内視鏡(経鼻内視鏡)を導入しました。
経鼻用のスコープは先端の直径が5.8mmと非常に細いため鼻から入れることができます。鼻から入れるとスコープの先端が喉を通過する際に舌の奥(のどちんこ=口蓋垂)を強く押さないで入っていくので、口から入れる際によく起きる「オエッ」となる、「おう吐反射」が抑えられ、苦痛の少ない検査方法です。
また、検査中も口がふさがらないので呼吸も自然にできますし、患者様と医師が直接会話しながら検査を進める事ができ、自分の体をより知っていただけるメリットもあります
患者様専用のモニター画面も用意しました。 ご自分の内視鏡画像を見ながらの検査もおすすめです。
原則、鎮静剤は不要ですので、検査後は車を運転して帰られます。

私たちが導入した富士フィルム社製の経鼻用スコープはその細い径にもかかわらず、視野が広く明るく、非常に画像がきれいです。そのため精度の高い検査を苦痛が少なく受けることが可能となり、多くの方におすすめできます。
検査前には、まず薬を塗ったスコープと同じ太さの軟らかいチューブを鼻に入れて、スコープが通るかどうか事前に確かめます。いきなりスコープを鼻に入れませんので安心してください。鼻腔から咽の麻酔をしっかり行います
残念ながら鼻腔が狭くてスコープが通らない方は、口からの挿入に切り替えます。
またいくら経鼻内視鏡でも不安を感じて怖いと思われる方もおいでるかと思います。喉や鼻が敏感ですという方もおいでるでしょう。その場合には鎮静剤の使用をおすすめしています。検査中はすこし眠ったような感覚になり、不安による緊張や苦痛を感じることはほとんどありませんので、事前に看護師とよく相談してください。


【経口内視鏡(従来の口から入れる検査)】
口から入れて検査する方法ですが、私たちはこの検査でも経鼻用の細いスコープを使いますので、従来の「内視鏡は太い=苦しい」という印象が薄れ、より落ち着いて検査を受けることができるようになりました。それでも喉を通る時の苦痛は多少残りますので、不安な方には鎮静剤を使用して眠ったような状態で検査することをお勧めしております。

最後に、本当に細いスコープですので経鼻・経口にかかわらず、鎮静剤を使わず、ほんの少しの我慢で検査を受けられます。一度は自分の咽、食道、胃をしっかり見ておくことが、これから先の自分の人生の失敗しない健康管理にとって大切だと思います。


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